イワシの子供、生シラスが始まりました。 最近は捕れる量が減りましたが、私が子供のころは、 この時期から初夏にかけて、大きなどんぶりいっぱい食べていましたね。 取れたてを無造作に、どんぶりによそって、しょうがたっぷりのお醤油掛けて、 熱々の白ごはんに冷たいしらす・・・・・・むっは、むっはと言いながら白ごはんを、 更に頬張る・・・・・・・・・・・うまい。 もう、かまずに丸呑みするほどの勢いですよ。 てなわけで相模湾、駿河湾の、生シラスには特別な思い入れがあります。 あのころを思い出し賛美して、懐かしがるつもりはない♪・・・・んですけどね。 さなか屋さんでも、『生シラスあります』の札が出始めと思います。 食べごろですよ! |
白海老でも言いましたが、 この季節は、小さいものが美味しいんです。 この大きさで成魚のシラウオ。 甘みの中にほろ苦さを感じる、大人の季節です。 子供にはわかるまい。 大人の時間・・・過ごしませんか? もちろん、子供のころの味覚の記憶は大事なんですけどね。 |
目に青葉、山ホトトギス、初鰹 登りカツオの季節です。 当然・・・・藁焼き。 うまい。 がっつり、本物を頬張って頂きたい。 |
奔り(はしり)、盛り(さかり)、名残り(なごり) それぞれの粋、それぞれの風味を堪能してください。
お料理から季節を知る、日本ならではの贅沢を感じていただければ幸いです。